広域連合の趣旨
広域連合制度は、平成6年の地方自治法改正により創設された制度です。
広域連合は、広域的に処理することが適当な事務や、これに関して国などから委託された事務について広域計画を策定して、総合的、計画的に処理をする地方公共団体で、自主的かつ計画的に広域行政を推進していくことができます。
久慈広域連合の経緯
近年、住民の日常社会生活圏が既成市町村の区域を越えて広域化しており、市町村の枠を越えた広域的な連携を強化し、住民サービスの向上を図ることが必要となってきています。
このような中で、久慈市、野田村、山形村、大野村及び普代村の1市4村では、平成12年4月から開始された介護保険制度の円滑かつ効果的な推進を図るため、広域連合を設置して取り組んでいくことで合意がなされ、平成12年9月5日「久慈広域連合」を設置しました。
その後、平成14年10月4日には、種市町が加入したものの、平成18年1月1日に、種市町と大野村の合併により洋野町が誕生、平成18年3月6日には久慈市と山形村の合併により久慈市が誕生したことにより、構成市町村が1市1町2村となりました。
これらのことから久慈広域圏域内に久慈地区広域行政事務組合と久慈広域連合の2つの広域行政組織が存在することになり、より効率的な広域行政の展開と運営を推進し、圏域住民の福祉の向上に資するため、平成20年4月1日に久慈地区広域行政事務組合を統合し、新久慈広域連合としてスタートしました。